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THE NORTH FACE
世界最大規模のシェア率を誇る、誰もが知るアウトドアブランド【THE NORTH FACE】
アウトドアに興味がない人でも、何かしらノースフェイスの商品は持っている。
そういう人は多いと思います。
今回の記事では、そんなノースフェイスについて深掘りしていこうと思います。
きっと、もっともっとノースフェイスのことが好きになるはずです!
THE NORTH FACEの特徴
高機能な素材を用い高性能なウェアからギアまで、アウトドア関係の商品を幅広く展開するノースフェイス。
更に、デザイン性も優れており、ファッションの中に取り入れやすいというのが魅力のブランドです。
前回の記事でmont-bellの紹介をさせていただきました。
その中で、商品ラインナップが凄いと話をしているのですが
ノースフェイスは、また違った意味での豊富なラインナップを揃えています。
mont-bellの魅力を語り尽くせ!日本最強のアウトドアブランド!
というのも、mont-bellは商品ひとつひとつの用途というのが明確で
アウトドアのどのシーンでどう使って欲しいのか?
そういった、具体的な利用イメージが湧きやすいのが特徴です。
一方ノースフェイスは、ユーザーのアイデア次第で様々な使い道をイメージできる。
しかし、細かいニーズにもしっかり応えることができる。
そういった、懐の深い商品展開を行なっている印象です。
日本の企業であるmont-bellとアメリカの企業であるノースフェイス
そのお国柄が、ブランド姿勢に表れているようですね。
History
1964年にダグラス・トンプキンスとその妻スージー・ラッセルによって創業されました。
『世の中にはもっと機能的なアウトドア用品があってもいいんじゃないか?』という
本当にシンプルな思いから生まれたブランドです。
1966年には、サンフランシスコに一号店をオープンさせ、徐々に業績を伸ばしていきます。
しかし、その2年後の1968年に、ダグラス・トンプキンスはブランドの権利を売却してしまうのです。
1966年にアメリカで創業、1968年にカリフォルニア州サンフランシスコにて、ダグラス・トンプキンスとその妻、スージー・トンプキンスによって設立された。ヨセミテ国立公園のハーフドームの北壁をモチーフにしたロゴを導入する[2]。
Wikipediaより
この辺りが、ウィキペディアや、多くの他サイトなんかでも間違って(誤解を招くように)表記されているのですが
ダグラスのインタビューや本なんかを読んでいると、上記の時系列が正しいようです。
創業当時のスローガンは【 NEVER STOP EXPLORING 】つまり【探検を決してやめない】
この精神は、正直いって現在のノースフェイス(時に日本の)には感じません。
しかし、ヴィンテージ(古い)アイテムには、確実に息づいているように感じます。
THE NORTH FACEの由来
社名の由来についても少し触れておきます。
直訳すると、北の顔となるわけですが、これは登山界では常識の【北側斜面の険しさ】を表しています。
北斜面は、南・東・西に比べると太陽光がほとんど当たりません。
従って、雪も溶けずに残り、厳しい環境になりやすいという特徴があります。
この為、同じ山にアプローチするにしても、もっとも険しいルートになりやすいのです。
この事から、北側斜面を制覇する!そういう意味が込められたブランドネームなのです。
ダグラス・トンプキンス
ダグラスは、なぜノースフェイスの権利を売却してしまったのか?
それは、『冒険を止めることが出来なかったから』と本人が語っています。
多忙なブランド経営者としての暮らしは、ダグラスには退屈だったのでしょう。
その証拠に、経営権売却後、世界最後のフロンティアと呼ばれる南米パタゴニアに、冒険の旅に出掛けてしまいます。
パタゴニアのドキュメンタリー映像がAmazonプライムビデオで無料で見れます!
この映像を見ていただければ、いかにパタゴニア冒険が魅力的だったのか想像してもらえると思います。
更に、パタゴニアの創始者イヴォン・シュイナードとのこの旅。
本人たちの回想を交えたドキュメンタリー映画【180 ° SOUTH】で見ることが出来ます。
この映画は、ノースフェイス好きにはもちろん、自然を愛する人には必見の映画です!
そんなダグラスですが、2015年にカヤック事故により亡くなってしまいます。
しかし、死の瞬間まで冒険をやめなかったダグラスの生涯は【NEVER STOP EXPLORING】
ノースフェイスの創業当時のスローガンを全うしたんだなと感じます。
私は、このダグラスの生き方がすごくカッコイイなと感じるんです。
ノースフェイスのファンの方で、そういった思いの方は多いのではないでしょうか?
その後
ダグラスは1968年、ケネス・ハップ・クロップにブランド権利を売却します。
(よくノースフェイスは1968年創業と書かれているのはこのためです)
この時、今の有名なロゴも作られます。
ヨセミテ国立公園のハーフドームをモチーフに、世界三大北壁のイメージをあしらったロゴです。
また、本格的にヒット商品を出し始めるのはこの後です。
今では発売当時と比べ、だいぶ進化していますが
ノースフェイスの定番商品であるスリーピングバッグ。
元々、ダグラスの開発した最初の商品がスリーピングバッグだったのですが
ケネス時代には、最低温度規格表示と呼ばれる耐久最低温度の開示を始めました。
現在では当たり前のことなのですが、当時としては革新的で高い信頼につなかったのです。
定番アイテムのキャンプシェラジャケット。
今でも現役!しかし一般人には高くて買えない!でお馴染みの
OVAL INTENTIONドームテント。
このテントが、現在のノースフェイスの知名度を確立したといえるアイテムです。
というのも、1976年のイギリス・カナダの合同探検隊が、パタゴニアの暴風雨に遭った時のことです。
従来のテントが吹き飛ばされていく中、このドームテントだけが飛ばされずに無事だったというエピソードがあり
ノースフェイスの高い品質と信頼性を世界に知らしめたのです。
現在のTHE NORTH FACE
現在では、VF corporationという大手アパレル企業に買収されてしまいました。
2000年ぐらいだったと思います。
この大資本が入ったことにより、ノースフェイスの商品ラインナップは大幅に一新されます。
そのおかげで、世界的に大きな成功を収め、現在では、街でもたくさん見かけるブランドになったのです。
日本では、Goldwinという会社が版権を買い取っています。
そのため、日本で発売されているノースフェイス製品は、全て国内向けに企画されている商品です。
このこともあって、本格的なアウトドアブランドというイメージは薄れています。
より街着でもオシャレに着れるように、現在のスタイルになっていったと思います。
しかし、アウトドア第一線で活躍できるアイテムは健在です!
それに、ブランドとしての商品の幅が広がったとも考えられます。
正直、登山ウェアを街できるというのは少し抵抗を感じますが
THE NORTH FACEの製品は、本当にオシャレに着こなせるので、街でも大活躍です!
THE NORTH FACEおすすめの商品
マウンテンジャケット
定番中の定番!THE NORTH FACEのマウンテンジャケット。
この商品は、細かくバージョン違いがあります。
街着でも着れるライトバージョン、軽登山・雪山使用など
しかし、どれを買ってもコーディネートしやすく、持ってて間違いのないアイテムです。
アルパインライトパンツ
これも、超おすすめアイテム!
正直いって、何本持ってても困らない万能パンツです。
とにかく動きやすく、シルエットが美しく、快適でオシャレ!
登山初心者の方も、このパンツと上記のマウンテンジャケットを買えば問題なし!
ゴアテックスキャップ
私も大好きで愛用しているゴアテックスキャップ。
丈夫な生地でできているので、気兼ねなしにガシガシ使えて
防水透湿素材なので、どんなアウトドアにも安心して被っていけます。
デザインもシンプルで街でもオシャレに見えますよ!
Nuptse Etip Glove
これもお気に入りで使っている手袋。
防寒性能が高い上、スリムに設計してあるので指先も使いやすい。
スマホ操作もでき、見た目もスッキリ見える万能手袋です。
3ウェイバッグ
これもとてもおすすめ!
ショルダーにも、ザックにも、手持ちでも、3ウェイの使い方ができます。
さらに、スーツケースのアームにつけれるのも嬉しいポイント。
容量も結構ありますので、3泊4日ぐらいの旅行の時は便利です。
移動中に、その時に応じた持ち方ができると、移動が楽になります。
いかがだったでしょうか?
私の大好きなブランドTHE NORTH FACEについて語ってみました!
これを機に、もっともっとノースフェイスの魅力を再発見していきたいです!
みなさんも、この記事を機に、魅力を知っていただけたら嬉しいです!
ではまた次回。
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