私は自然が大好きです!
その中でも特に【山】という雄大な存在に惹かれています。
そんな大好きな山について、私なりに魅力を語り尽くしてみたいなと思います。
山が好きな人もそうでない人も!
是非、この機会に山の魅力を再確認していただければ嬉しいです!
目次
山という自然の王様
よく『アナタは山派?海派?』なんて会話がありますよね?
そういう意味では、私は山派になるのでしょうか???
しかし、この記事を書こうと思うまで、そういう概念を忘れていました(笑)
というのも、私は自然が大好きだからです。
それは、山も海も川もみんな同じ。
しかし、なぜその中でも山に行く機会が多いのか?
改めて考えてみると、やはり、全身で(特に脚を使って)自然を感じたいから。
そんなふうに感じました。
これは、人それぞれ感じ方はあるのでしょうけど
私の場合は、脚を使って動き、呼吸を通して大気と一つになり
そして、五感を使って自然を感じる。
そんな気分になれるのが【山】なんだと思います。
自然を学ぶということ
意外なことに、私が自然に興味を抱いたきっかけは【物理学】です。
古代哲学から続く人間の『自然を理解したい』という欲求は
ニュートンやアインシュタインなど、近代物理学を生み出し
現在では、量子物理学などの素粒子の世界にまでその欲求は到達しています。
正直言って、私は科学者でも物理学者でもありませんから
その概念には興味があっても、難しい数式なんて苦手!(笑)
もっと文系頭でも分かるように説明してよ!って思っちゃうタイプです。
しかし、どんな学問も
物理学も・古生学も・地質学も・音楽も
なんだって自然を理解する為の人間の試行錯誤の結果!
そう考えると『私は、そんな難しいことわかんないから自然と五感を通して触れ合いたい!』
そう思うようになったのです。
手に触れる大切さ
また、海外旅行が好きだった私は
海外に行ったときに心掛けていることがありました。
それは、現地でなんでも手を触れてみる!ということです。
例えば、トルコのイスタンブールに行った時も
ブルーモスクの壁をペタペタ触ったり(笑)
ニューヨークの地下鉄の座席を、なでなでしてみたり(笑)
なんでしょう?実際に手で触れて感じる感情って
目で見るだけより、より多くの高ぶりを感じるんです。
そんな私ですから、自然の中にもどんどん入っていって
実際に手で触れて感じたい!そう思うようになっていったのです。
登山との出会い
そんな折、ひょんなことから登山を始めることになりました。
最初は、やはりキツくてキツくてしょうがなかったのを覚えています。
って、今も登山はきついのですが(笑)
しかし、実際にその手で触れる木々の静けさ。
水の冷たさや、岩の暖かさ。
触れば触るほど、その奥深さに魅了されていきました。
こんな感情は、人間の作り出した物に触れても感じない感情です。
それはなんでだろう?と真剣に考えたことがあるのですが
それは、私が人間だからなんだと思います。
どういうことかと言うと
私は何十年も人間世界で人間として生きてきました。 だから、人間世界のものは当たり前の常識として受け入れています。 しかし、自然そのものが、我々人間世界のものとは本質的に違う物のように思うのです。
人間の世界に生きる
人間の世界というのは、人間の頭の中の世界です。
実際には、人間も自然の中の一部。
いくら人間が作った物でも、それは自然界の物を作り替えたに過ぎません。
しかし、我々の頭の中は、我々が思っている以上に
自然から遠い存在になってしまっているのではないでしょうか?
つまり、人間は自然とはどこか違う生き物としての自我を持っている。
私は、そんなふうに感じることがあります。
アインシュタインのような頭の良い人は
人間世界にいながら、数式と睨めっこして
宇宙の理り(自然)を理解するのでしょうけど。
私はそんな高等な芸風は持ち合わせていないものですから。
できるだけ人間界を離れて自然界に身を投じたい!
そういう体当たり系の方法が、あっているのだと思います。
山の前では無力
そんな私にうってつけなのが【山】だったんだと思います。
山に一歩脚を踏み入れると、そこはもう人間の世界ではありません。
そこに暮らす生き物は、簡単に人間を殺すことのできる生き物達ですし
少しの間違えで、家に帰れないかもしれないという恐怖もあります。
その為、地図の読み方を学び、呼吸や運動について学び
身を守る道具の使い方を学び、謙虚な気持ちで山に入っていく。
そういう心構えが、人間が忘れてしまっている自然との一体感
そんな感情を呼び起こしてくれるんだと感じています。
山は空気がうまいは本当か?
山の中に入っていくと、よっぽど人気の登山コースとかでない限り
人と会うことは多くありません。
鳥の鳴き声・小川のせせらぎ・風の音そんな音に囲まれ
自分自身の心臓の動きと、汗の量、呼吸に集中しながら歩いていく。
野鳥観察の時には、野鳥の気持ちになって、美味しい木の実を探して回る。
そういう作業をしているうちに、いつしか山と一体化したような錯覚に襲われます。
山は大きな一つの生命体です。地下水が湧き出て川になり、川が苔や魚を育み
草木は水の恵みを受けて実をつけ、野鳥はその実を食べにくる。
その大きな営みが、一つの山としての塊になっていくのです。
よく『山は空気が美味しいな!』って話がありますが
なんだか見当違いな気がして、その表現を私は好きになれません。
それを言うなら『街は空気がまずいなぁ』なんじゃないの?って思っちゃうんです。
だって、山の方が自然な状況なんです。何も特別なことは起こっていない。
逆に、街が不自然な状態なわけで、人間が不自然な状態を作っているのに。
だから、私は『山の空気はおいしな!』って言いたくない。
そう感じ続ける為に山に脚を運び続けているんだと思います。
自然の循環
山に脚を運び続ける限り、この自然の循環の一部であり続けることができる
そんな気がしています。
山は、そんな自然の循環を一番感じやすい環境だと思うのです。
目に見えて湧き水が沸いていて、手に触れその冷たさを感じることができる。
そして、野鳥はその水を飲み、その水の育んだ実や魚を食べる。
私は、その場にいて、その循環をつぶさに観察し、この肉体を使って山の一部となる。
こんなに、自然の縮図と言いますか、自然と一部になれるのって
すごいことだと思うんです!
今回の記事。
ノープランで描き始めて(とにかく山への愛情を爆発させようというプランのみ)
なんだか、思いっきり概念的な話になっちゃいました(汗)
こんなつもりじゃなかったのに。。。
もっと、多くの皆さんに山の魅力が伝わるよう
分かりやすく丁寧に書くつもりだったのですが
ちょっと愛情が爆発し過ぎちゃいました。(汗)
しかし、こんな記事もあっていいのかなと。
半分開き直って、今日はタイピングをやめたいと思います。
私は自然が大好き!
そして、山が特に好き!
そんなこんなな、今回の記事でした!(笑)
ではまた次回!
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